ラベンダーヒルズのダイアリー

他愛もないことを不定期に書いています。

二人旅

少し前になりますが、入試休みを利用した週末に弾丸で息子と二人旅に行ってきました。

目的地はシンガポール

昨年の夏に家族旅行でシンガポールに行った同僚が、アジアの国々の発展を知る上で、日本の子供にも一度見せておいた方が良いと力説していたので、何となく気にはなっていました。

旅行を決めたのが、出発ギリギリ1週間前で、慌ててExpediaで飛行機とホテルを予約。また、私の仕事と息子の部活の都合で、日程も2泊4日と非常にタイトだったのですが、シンガポールは、それほど広い国ではないので、時間的にはちょうど良かったかもしれません。

今回の旅行のついでに、息子にも英語を話す機会があると良いな~と思っていたのですが、旅にトラブルはつきものです。

行きの経由地のマレーシア空港のラウンジで、一人でシャワーを浴びに行ったまま、なかなか帰ってこないと思ったら、なんと「あなたのチケットがなくなりました」と受付のお姉さんに言われて、自分の英語で何とかしようとしていたらしく・・・。

私はトラブルバスターなので、責任者とおぼしきジェントルマンにとりあえず再発券を依頼しておきました。が、結局、しばらくして、息子のチケットを間違えて手渡された人が返しに来たのか?どこかから出てきたのか?よくわかりませんが、息子のオリジナルチケットを手にした責任者と受付のお姉さんが息子の所にやって来て、丁寧かつチャーミングな謝罪を頂きました。

若干14歳のBoyには、まさにサバイバルイングリッシュ、心臓バクバクな初体験となりました。

 

シンガポールでは、有名なマリーナベイサンズのミュージアムやナイトサファリなどいわゆる観光スポットやイベントにも行きましたが、息子にとって一番印象に残ったのは、シンガポール国立博物館だと思います。

ここでは、シンガポール建国の歴史が物語形式で展示されており、大人も子供も色々なレベルで学ぶことができます。展示の中には、日本が第二次世界大戦シンガポールを占領した時代も、大きく取り上げられていて、息子は、時々はっとした様子で、そして隅から隅までずっと見入っていました。

シンガポール建国の父、リー・クアンユーの若かりし日の感動の映像もあり、アジアの歴史をもう少し詳しく勉強してから行けば更に良かったです。ここは、絶対お勧めな場所ですね。

現地では、まだ新しい地下鉄の他、UberやGrabなどの便利アプリも利用でき、アジア人や欧米人が忙しく行き交うシンガポールの経済の中心金融街や屋台のあるチャイナタウンも散策し、様々な顔を持つシンガポールの活気を感じました。

百聞は一見にしかず、飛行機内2泊は少々ハードでしたが、行って良かったです。

色々な経験が彼の今後の人生の糧になりますように。

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